GPドリフト HPI Nitro RS4 3 編1章(Chapter05)

RTRドッグボーンの導入

21エンジン搭載に伴い、増えたパワーに対応するように改造する必要が出てきた。これには既製品であるものは耐久力が高いものを導入していく。
当初はユニバーサルジョイントを導入していたが、後発のRTRドッグボーンの方が強度が高いとの情報を得てこれの導入を試みる。ユニバの方が都合が良いが、ちょっとした部分が壊れる可能性があった。日光無線SCで症状が出ていたので、構成をシンプルにして強度を上げていく。
当然、RTRのドッグボーンを使用すると言うことは、190mmシャーシとなる為その他の部品もRTR化が必要となる。

サスアームのRTR化(フロント)

現在は、85%パープル化計画済みのシャーシ。惜しい気持ちはあるものの、21搭載を進めるためにRTRの樹脂製スイングアームを導入していく。
画像はフロント側。

こちらはリア側。前後共にRTR化を進めるので、完全190mmシャーシになる。

以前、ナイトロ2RSでも導入したRTR用のサスペンションアーム。

まずはフロントから。足回りをシャーシから降ろしていく。まだユニバーサルジョイントが付いているが、これらもRTR標準品に交換。

当然だが、ポン付けでRTRのサスアームは取付ける事が可能。ただし、アルミ製サスアーム用のシャフトは多少短いようでRTR用にはコンマ数ミリ寸足らずであった。

デフシャフト強化

次にデフシャフトもノーマルから強化タイプに交換していく。

強化タイプのデフシャフト。

デフをバラし、少々のメンテ後強化シャフトを組み込む。

このデフをケース内に収め、元に戻せば強化仕様デフの完成。とりあえずフロントの部品は組み込みが完了した。

サスアームのRTR化(リア)

もう一息、リアもRTRのサスアームを組んでいく。フロントと同様にパープルアルミ仕様から樹脂へ・・・

こちらもポン付けあっと言う間にRTR仕様に。

上:RTR用 下:Nitro3用 のドッグボーン。
ドッグボーンは長さだけでなく素材も違うようだ。ドッグボーンが短くなればねじれに対して強くなるはずだ。

RTRサスアーム組み込み

出来上がった足回りをシャーシに組み込む。

フロント部。見た目の違いは樹脂性になったサスアームとシルバーに光るドッグボーンとデフシャフト。

リア部。こちらも同様に樹脂サスアームとシルバードッグボーン。デフシャフトが黒いままなのは、リアデフにリジッドアクスルキットを組んでいる為。
これで、サスアームは短足化完了。足回りを煮詰めていく事となる。
駆動系としては、もう少し手を入れていく予定だ。