GPドリフト HPI Nitro RS4 2 編3章(Chapter02)

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さて、そろそろシャーシ作りも次の段階!アッパーデッキの製作に入る。素材を何にするか悩んだが、オーソドックスにカーボンで行くことにする。

ドライカーボン

今回入手したのは厚さ2.0mmのドライカーボン。
カーボン板にはドライとウェットがあるが、ドライカーボンとはカーボンシートを板状に生成する際に熱を加え、さらに真空に吸引しカーボンシートと樹脂との密着を確固たるものにする製法。F1などのレーシングカーなどでも使われている製法である。
対してウェットカーボンは熱を加えず生成する形となる。
言うまでもなく、ドライカーボンの方が強度が高くなる。

カーボン板表面

カーボンの網目がなんともよだれが出る(;゚∀゚)=3ハァハァ
2mmともなるとかなりの強度だ。難点は加工性・・・切断に苦労しそうだ。

アッパーデッキ設計

アッパーデッキ図面

ロアシャーシの設計図にアッパーデッキの設計を重ねていく。メカやエンジン、その他ポストの位置関係も加味しながら図面を引いていく。重量バランスもあるので、いろいろ考えることが多い。何はともあれ、基本はこれから進めていくつもり。

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OS 15RX

さらに、今回の心臓部であるエンジンも入手した。OSの廃盤エンジンではあるが、15サイズのコンペディションモデル15RXだ。

スライドキャブ

スライドキャブが装備される。レスポンスアップが期待されるヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

後方排気

さらに、後方排気仕様∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
効率アップで15サイズながら馬力も出ている。現在使用している18CV-Rとほぼ変わりなく1.2馬力を絞り出す。
ちょっと取り回しに苦労しそうだが、なんとなく策も考えてあるのでこれで行こうと思っています。

HPI Nitro RS4 2と並べる

ナイトロ2とツーショット

ロアシャーシに足回りを組んでいく。詳細は後に書きますが、結構いろんなシャーシのかき集め。基本はナイトロ2だが、互換性のあるHPI製RS4系のいろんなシャーシから集めた部品で組んでみた。
今のナイトロ2と比べてかなり精度が出ていて、カチッとしている(・∀・)ビシッ!!

OS 15RXって・・・(その1)

マウント穴が21mm

入手したOS製15RXを載せるべく考えていると・・・(´-`).。oO(・・・・・・・・・) 
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!! ナイトロ2のエンジンマウントが使えないぢゃん。
18CV-Rではポン付けだったのに・・・どうやら15RXは21サイズ系のマウント寸法みたいだ。
つまり、OSの12や18CV-Rは11mmのマウント穴スパンだが、21サイズは21mmである。

マウント穴11mmに変更

解決策は・・・単純明快。新しい穴あけちゃえ〜(゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚)
ってことで、早速ドリリング〜。程なくエンジンマウント装着完了!

OS 15RXって・・・(その2)

マウントが干渉

マウントに乗っけて、駆動系の位置関係を確かめてみると・・・
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
また来たかぁ。おもいっきり干渉するぢゃん・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
こりゃ〜削るしかないなぁ。

エンジンばらし〜

削るとなると、金属粉がエンジン内に進入するかもしれないし、新品エンジンとは言え、かなり古いものだから固着とかあるかもしれないので、いっそのことばらし〜
内部はいたってきれいな状態。ベアリングなどの固着も無くいい状態だ。

プロクソン ハンディリューター用切断砥石

早速いつも使っているプロクソンの切断砥石を取り出す。細かい切断作業にはもってこいのツールだ!
ハンディリューターなら騒音も少なく、気兼ねなく作業ができる。

切断〜

プロクソンなんて高級なリューターじゃないけど、本当に活躍の場が増えた安物ハンディリューター。稼動限界が10分程度で短いが、結構なパワーでいろんな物を切断したり削ったり出来る。

や、やっちゃった〜

キタ━━━━━━━(;゚∀゚)=3━━━━━━!!! やっちゃった。傷物エンジンにしちゃった。
まぁ、マウント穴開けた時点でそうなんだけど。おもいっきりやっちゃったねぇ。

無事にマウント完了!

エンジンに付いた金属粉を洗い流し、ついでにピストンなどをバフって仕上げる。
(*゚∀゚)=3ハァハァ ヒカリモノって最高!
どんな走りを見せてくれるか楽しみ。たぶんノーマルヘッドでありながら高回転向きなんだろうな・・・早く組上げないと。

アッパーシャーシ加工開始

下図貼り付け

やっとアッパーデッキの加工に着手。カーボンの扱いに関して少しの知識はあったものの、不安もあった。いろいろアドバイスをいただき、加工作業に入る。
まずは、CADで作成した下絵をカーボン板に貼り付け。

いきなり、カット終了

で、いきなり終了!なわけないけど、写真撮るの忘れてました;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
実際は、ジグソーにアルミ加工用のブレードで切断を試してみた。これが結構切れる。サクサクさくさく、ささくれも出ずに切れました。
切断面もかなりシャープヽ(≧∇≦)ノ 「ウマい刺身は切れる包丁からうまれる」らん太郎の自論である(゚Д゚)ハァ?
切断は難なく出来るのだが、鉛筆の芯を削った様なカーボンの削り粉が巻き上がる。( TДT)手も顔も足もあたり一面真っ黒だ。

ぴ、ピンボケ断面

ぴ、ピンボケだけど、小細工が必要な場所もいい感じに切断できた。コの字に加工する際はドリルも併用。
カット後、ハンディリューターで切断面を仕上げる。

アロンで断面保護

最後に、切断面のササクレ防止に瞬間接着剤で目止めを施す。これで完璧……(゚∀゚)……?
アッパーも6割ほど完成。この後細かい穴あけとロアシャーシ・マウントポスト類との連携を図っていく。