今回LED電飾はキット物を使う事にしました。
電飾の目玉商品であるABCホビーの電飾ライトユニットスペック2。受信機からの信号を受け取り、ブレーキング時にはテールランプがフラッシング、さらに停車中はハザードが、アクセルオンでしばらくするとパッシングとするというギミックが組まれている。オリジナルで組むより割高であるが、アクセルに連動した点灯が楽しめるので今回導入。
HPI製ソアラボディにはヘッドライトのみポリカのリフレクターが付属していた。通常はこいつをシルバーで裏打ちして使用するのだが、今回は使用しなかった。
代わりにしようしたのがYOKOMOのライトユニット プラパーツ。いわゆるドリパケのリフレクターである。こういった付属品の出来栄えはYOKOMOに軍配が上がる。メッキ仕上げされているので組みあがった後の見栄えが非常に良い。すべての灯火類にLEDを仕込めるようになっているため、より実写に近いディテールが楽しめる。
しかし、ボディメーカーと違うパーツが付くのか?ヨコモは190mmよりも多少ワイドとはいえ、200mmボディにうまくつくのか?
はっきり言えば、ボディサイズも多少違うし、ボディの曲面の表現方法も多少違うため、ピッタリ収まることは無い。そこで、まずは点灯時の光軸や見栄えの妥協点を見出し、ホットボンドで固定していく。
リフレクターとボディとの隙間が開いていると光が洩れてボディ内が照らされてしまうので、徹底的に埋めてしまう。
衝突が付きものであるので、耐衝撃用にシューグーをパテ代わりにし埋める。以前は両面テープで固定しアルミテープで覆っていたのだが、走行しているうちにホコリなどでドンドンはがれてくる。衝撃には強いのだが、何回も修理するのが面倒になった。
LEDの固定には瞬間接着剤は使わずホットボンドを使う。瞬間接着剤を使うと周辺が白濁したりするのが嫌なのと、衝撃性に弱いからだ。また接着までに意外と時間がかかり、その間に指がくっついたりしてとんでもない事になる(;´Д`)ハァハァ その点、個人的にはホットボンドの扱いは楽だと思う。息を吹きかければ数十秒で固まるし、いろんなカラーがラインナップされているので目立たない形で固定ができる。
ボディ裏の見栄えは悪いがこちらの出来上がりを見れば、あたかも専用パーツで組んだように仕上がる。リフレクターのみを入れても実車っぽさが格段に上がると思う。
さすがに、メッキの輝きは素人の塗装技術では再現できない。リフレクターをブラックアウトしたり、ボディ同色にしたりというドレスアップもあるが、個人的にはメッキのままの方が拡散性の少ないLEDの光を反射してくれるので、光量が多いように思える。
テールレンズはクリアテール仕様にしたが、あまりにスケスケで目立ってしまうので、急きょスモーク塗装を施した。これでもLED点灯時はちゃんと色が出てくれるので良しかなぁ・・・多少処理に不満が残った。
配線の固定作業も行う。こちらもアルミテープではなくホットボンドで行う。簡単できれいに配線をまとめることができる。
電飾の心臓部であるユニット基盤もホットボンドで固定。これら配線は、きっちり処理をしておかないと思わぬ故障を招く。垂れた配線が駆動部に絡んだり、エンジンの熱で溶けてショートしたりと危険が多い。また、配線があまりに垂れていると見た目も悪くなってしまうので注意したいポイントである。