GPドリフト HPI Nitro RS4 2 編1章(Chapter03)

ボディの制作

さてここまできて、ふと疑問に思っている方もいるでしょう。「なぜらん太郎はナイトロ2のボディを出さんのや!」そうです。意図して出してないのです。現行使ってきたボディは中古ボディで製作者が違うからである。しかも、ドリフトにはちょっと似合わないレーシングトラックボディなんです。これはこれで気に入っているのですが、さすがにこのままでいる訳にはいきません。。

レーシングトラックボディ

角ばったボディはクラッシュに強〜い。「GPカーになれたら新しいボディ作ったれ」
まさにその時が来たのです キタ━━━━(゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚)━━━━!!!!!!

ボディの選定

悩むのはボデ〜。生粋のトヨタふぇちのらん太郎(そんなの知らないよ)「ドリフトっていったらお豆腐屋さんも使っている86じゃん」でも既にTA-04で2世代にわたり86は使ってきた。「GPでもハチロクってのはなぁ〜・・・190mmボディしか無いぢゃん」一般的にGPカーのボディは200mm、ライナップが非常に少ない。ここでもまた地獄にハマるのか。・゚・(ノД`)・゚・。
200mm系のトヨタボディっていったら・・・HPI製で、IS200・セルシオ・MR-S・アリスト・セリカ・スープラ・・・・おいおい終わっちゃたよ。
他メーカーなんて、もっと無いじゃんΣ(゚д゚lll) これだけかぁ・・・。
らん太郎的にはスープラが好きでしたが、これもまたEPで作ったことがあったのでハイ消えた〜。
そんなおり、HPIからD1GP仕様のVERTEX RIDGE トヨタ ソアラが出た。「こいつだ!求めていたボディだ」らん太郎的には大柄ボディを豪快にブン回すってのが理想像なので、フロントノーズも長く流れるラインのソアラはぴったしハマった。

コンセプト

らん太郎は「やっぱりデザインからはじめなきゃね〜D1GP車輛のような感じで、2色グラデーションで、バイナル入れて・・・もちろんLED電飾も入れて・・・」とぶつくさ言いながらパソコンと格闘していた。こういう事は想像しているときが一番楽しい。

JZZ30デザイン

こんなデザイン画になった。シルバーとパープルのグラデーションにバイナルを貼る。
って、想像ばかりしていてはだめじゃ〜ん、買わねばとネットショップにGo!!!!!!!。ところがHPIソアラは在庫切ればかりΣ(゚д゚lll)人気なのねぇ〜。F産業さんに在庫三角であったので注文したら・・・・「在庫がありませんでした〜」って・・・・しかも「メーカー製作が上がるのは2ヵ月先ですけど待てます?」っておいおい・・・そんなに待つの〜方向性変えるしかないか。・゚・(ノД`)・゚・。
と泣いていると、「商品入りました〜」ハァ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━??どうやらそこらじゅうに手配してくれたみたい。
感謝!!無事にボディとパーツをそろえることができました。

HPI製VERTEX RIDGE ソアラ

入手したHPI製ソアラ。話は別になるが、各社ボディは袋入りが主流である。しかしABCホビーさんは箱入りで非常にありがたい。空箱をそのままRCケースとして流用できる。RC2台、3台と保管する場合置き場所に困るが、箱入りだと積み重ねができるし、持ち運びに便利。

ボディーマスキング

マーキング

早速、ボディメイキング!塗装後にカットがセオリーなのかもしれないが、らん太郎はいつもタイヤハウス、ボディマウントなどは先にカットしてしまう。クリアの状態でボディがしっかり収まる位置を出したいからである。シャーシメーカーとボディーメーカーのコラボをやってきた経験か?両者メーカーが違うと「ここがボディマウントだから開けてね〜」のポッチは意味が無い。シャーシによってはホイルベースも多少異なるので前後タイヤハウスの妥協点も出さなければならない。
まずは位置出し。今回はボディ、シャーシ共にHPI製なので、ボディマウント位置はポッチがベストポジションだった。
さらにフイルムでコーティングしてあるのでバンバン落書きをしていく。GPカーって奴は、走行までにひと手間かかる。燃料給油やら、プラグヒート、ニードル調整・・・これらをボディを外しながらやってたら、たまったもんでは無い。したがってボディを装着したままで作業ができるように開口してしまう。クリアボディのうちにマーキングは必衰である。

ボディカット

タイヤハウスはサークルカッターを使って切り出す。湾曲ハサミでも良いが、こちらの方がより綺麗なラインで切り出しができる。ホームセンターで400〜500円のシロモノだから是非揃えたいツール。一通りカットが済んだら、中性洗剤でガシャガシャ洗う。塗装前の準備としては重要なポイントらしい。カットを先にしてしまったので、バリやカスが静電気でくっついているので特に入念に行う。

マスキング

HPIのソアラにはウィンドウマスキングシールが付属していた。これがあると非常に便利。作業があっという間に済んでしまう。今回は2色グラデーションなんでリア部分にも大きくマスキング。ヘッドライト、フォグランプ、テールランプ箇所についても電飾用にマスキング。これをやっておかないと後で泣きを見る。でも、よりリアルに作るなら、これらをくり抜き、リフレクターに直づけにすれば実車に近いものになる。今回はアールのある3D的なライトなのでそのままにしてみた。

ボディ塗装

塗装

無我夢中になってたら写真を撮るのを忘れてしまったΣ(゚д゚lll)あっという間に塗装が終わってる・・・(本当は夜10時から朝4時までを2日間費やした)
今回使用したのはタミヤPS48サテンシルバーアルマイト、PS18メタリックパープル、裏打ち用にPS5ブラックの3色。極薄くゆっくりと仕上げたので2日がかりだ。
冬場の塗装はキツイ( TДT)さ、寒い・・・。部屋の中でやるわけにもいかず、キッチンの換気扇をフル稼働、暖房で周辺の温度を上げて、外と中を行ったり来たり。ボディ再度はお化粧が垂れ易いので、換気扇と暖房でガンガン蒸発させ溶剤を吸ってもらう。
夏場は逆に湿気に注意しないと溶剤の気化熱で水滴が発生しポツポツとにきびができるから注意が必要です。

GTウィングメイキング

塗装が乾く間の暇つぶしに、GTウィングを”カーボン調”シートで飾ってみた。ビス穴も隠せるのでGoooooood!!自動車のウィンドウスモークの要領で中性洗剤を数滴垂らした水を吹きかけるのが良いらしいが、ドライヤーで温めて引張り気味にやれば結構上手くできる。空気が入った場合は無理に押し出さずに、針で穴を開け外に出すと全然目立たない。

塗装上がり1

塗装完了!マスキングをはがし・・・

塗装上がり2

保護シートをはがすと・・・キタ━━━━━━━(;゚∀゚)=3━━━━━━!!!シルバーアルマイトに顔が映る!アルマイト系は今回初めて使ったが非常にき・れ・い。ボンネットにカーボン調シートを貼るつもりだったがヤメにした。いつもボディを作っていて、この保護シートをはがす瞬間がたまらない。一皮むいた瞬間、キズの無いピカピカのボデ〜が現れた時が至高な時である。「畳と***は新品が・・・」ってやつか?
ここまで来て、すでに2日徹夜してしまった。・゚・(ノ∀`)・゚・。子供達が騒ぐのでどうしても夜から作業になる。、たまの休みの昼間をトドのように過ごすわけにもいかない。パパにもならねばいけないので作業は一旦終了とした。しかし、このボディ子供たちの受けも良く、パパの株は上がった。